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2021-10-22 農学部環境資源科学科 伊豆田猛研究室「みどり豊かな地球のお医者さん」

月曜日に続き、農学部 環境資源科学科の伊豆田 猛教授の研究室を紹介するワン。
こちらの学生さんが使っているのは、CNコーダーという炭素と窒素を分析する機械。
左側の大きな機械でブナの葉っぱを燃やして、その中の炭素や窒素の量を調べているワン。
葉っぱの炭素や窒素を調べることで、ブナの木の栄養状態を知ることができるワン。

伊豆田先生の研究室では、「みどり豊かな地球のお医者さんになろう!」というスローガンを掲げ、植物に対する環境ストレスの影響を研究しているワン。

この研究で使っているのが、写真2枚目?写真3枚目の植物のためのお部屋。
写真2枚目は、環境と植物との関係を研究するため、環境条件を人工的にコントロールできる「ファイトトロン」という装置だワン。
中に人が入れるくらい大きくて、背の高い植物の研究に使っているワン。
写真のファイトトロンには、森林の樹木の苗木が入っているワン。

伊豆田先生たちは、ブナなどの森の木を使って、森の木々に対する環境ストレスの影響を調べているワン。
日本の国土の約7割を占める森林では、全国で樹木の立ち枯れや森林衰退が問題になっているワン。
大気汚染物質の濃度が年々高まり、二酸化炭素の濃度は今世紀末頃には今の倍になるとも言われている中、伊豆田先生たちは、森の木々と大気汚染物質や酸性雨などの環境ストレスの関係を調べ、将来、森がどうなっていくのかを知ることで、森林衰退の予防を目指しているワン。
まさに地球のお医者さんのお仕事だワン!

大気汚染物質は、木だけじゃなく、農作物にも悪い影響があるワン。
それを調べるのに使っているのが、ファイトトロンよりも小さな写真3枚目の装置「オープントップチャンバー」。
中では、小松菜やチンゲンサイが育っているワン。
このチャンバーの中で、光化学オキシダントの主成分であるオゾンの濃度を制御し、小松菜やチンゲン菜などの葉物野菜への影響を調べているワン。

大気汚染はお野菜にどんな影響があるのかワン?
農作物が大気汚染物質に暴露されると、品質や味や栄養価が下がってしまう可能性があるんだワン。

大気汚染の問題が、食糧問題にも深くかかわっているなんて、知らなかったワン。
食糧問題は、SDGsの目標2「飢餓をゼロに」にも掲げられた世界的に重要な課題。
大気汚染物質の農作物への影響とそのメカニズムを調べることで、被害を回避できる適応策を見つけることが期待されているワン!

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