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2022-11-25 機械システム特別研究Ⅰ「スターリングエンジンの部品製作」

小金井キャンパスのものづくり創造工学センターで行われている工学部 機械システム工学科1年生の授業「機械システム特別研究Ⅰ」 を見学させてもらうワン!
半年かけて、「スターリングエンジン」を一人1台制作するこの授業は、日本機械学会教育賞に選ばれたこともあるワン。
技能の世界から、コンピュータ化された自動加工までの実習経験を通して、日本を支えるものづくりの大切さを味わえるんだワン。
いつか見てみたいと思っていたから、とっても嬉しいワン!

スターリングエンジンは、密閉したシリンダを加熱したり、冷却したりすることで、空気の膨張?収縮を利用してピストンを作動させるもの。
1816年にスコットランドで発明されたんだワン。

学生さんたちが作る「スターリングエンジン」は、部品の加工精度などによって回転具合が違うから、ものづくりのおもしろさを体験することができるワン。

今日は、4つの班に分かれて、部品を作っていくところを見せてもらったワン。

まず、写真1、2枚目は、冷却盤の穴あけ作業の様子。
自動で工具を交換しながら、部品を削ったり、穴をあけたりと、プログラミングしたとおりに加工してくれる「マシニングセンタ」という機械を使うワン。
機械の中には、ドリルなどが入っているので、ヘルメットをかぶって作業するワン。

写真3枚目は、フライス盤での切削加工の様子。
画面に写っている座標を見ながら、金属の板を削っていくワン。

写真4枚目は、コンピュータで精密に切断加工してくれる「放電加工機」。
銅板を丸くくり抜く作業をしているところだワン。

写真5枚目はプラスチックの大量生産ができる「射出成形機」。
金型を使って、同じ形のプラスチックの部品を作れるワン。
金型は30kgくらいあるので、交換するときは、奥にあるオレンジ色のクレーンを使うんだワン。

機械を使った加工だけでなく、道具を使った作業も見せてもらったワン。

それが写真6~9枚目。

機械であけた穴にネジが入るように、溝を作っているところだワン。